鉄道魔境を行く    
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      阿下喜駅編 -1- ターンテーブルのお話し
阿下喜駅構内に今も残る比較的有名な魔境です。
つい最近まで両方のレールが残っていたそうですが、盗難にあいました。ひどい事をする輩がいるものです。
現存はしませんが、阿下喜駅にはもう一つ同様のものがあったそうです。

        阿下喜駅編 -2-  ターンテーブルのお話し
2004年4月21日に阿下喜駅のターンテーブルの移設工事が始まりました。
三岐の新山氏、ASITAの安藤会長の姿が見えます。
桁をどけたあとにはレールとレンガ積みの外周部が現れました。 M氏 撮影
ターンテーブルの脇には赤川が流れます。ここには橋がかかっていた跡が…。
ターンテーブルの中心と橋げた跡の中心線を結ぶと製材工場の入り口に…。
製材所の別の入り口にはなぜかレールが敷いてあります。???
実は…現存しないのだそうですが、この製材所の中にはもう一つターンテーブルがあったそうです。

 阿下喜東駅遺跡 編 -1-
【終着駅】という言葉に漂うどことなく寂しげな響き…。
【蒸機軽便】ということばへの、焦りをともなうようなつよい憧れ…。
この2つの言葉を重ね合わせた時、レールファンを自覚する者の耳元で、ゴーストがささやかないほうがおかしいのだ。
ここは北勢線の最深部 六石駅、2004年3月末で廃止になった駅だ。
旧駅名を「阿下喜東駅」という。由緒ある「蒸機軽便の終着駅」だった所…。
駅構内にはいまもいたる所にその痕跡が残る。
今回はここに残された謎の建造物の基礎の写真をお目にかけましょう。
一番上は遺跡から見た駅の全景写真。 プラットホームの後ろがやけに開いていますね。

 阿下喜東駅遺跡 編 -2-
 怪しい隙間  麻生田⇔六石間の坂を下ると駅に到着。
 怪しいとなると崩れ方にまで味がある。  ここはまず線路が来ていた。間違いない!
 プラットホームの裏の線路跡を行くとこの草むら。怪しすぎる…  あれっ! ホームの対面にはもう一つのホーム跡が…?
ナローゲージで蒸機軽便の模型化を夢見る人には、ターンテーブルの設置は譲れない所でしょう。
この駅には数年前までピット跡があったそうです。ここは蒸機軽便終着駅。給水塔や小さな給炭設備はどこにあったんだろう? あの遺跡跡は何なのだろう? 線路配置すら簡単に予想ができない。 阿下喜⇔六石間の大工事期にコッペルや雨宮達がここでどんなドラマをつむいだのか?
多くの謎を秘めてこの六石駅は幕を閉じた。 
旧蒸機軽便終着駅 阿下喜東駅跡。

蒸機時代のお話は 【北勢線90年の軌跡】

 もう一つのめがね橋 編

 北勢線を訪れたレールファンなら一度は訪れるであろう沿線随一のメッカ。
この石橋。通称めがね橋、正式には明智川拱橋といいます。
ここにどんな謎が…?
拱橋の意味はアーチ橋。詳しくはこちら
 熊本国府高等学校パソコン同好会さまのサイトをご覧ください。

で…このアーチ橋。調べてみますと【日本の近代土木遺産−現存する重要な土木構造物2000選】に選ばれています。
 岡山大学・馬場俊介さまのサイトをご覧ください。

さあ、ここからが魔境のお話しです。
この2000選に選ばれているもう一つの北勢線の拱橋。
その名も 六把野井水拱橋!!。
御存知でしたか?
同サイトでは明智川を上回るランクAの評価です。
地元ファンにとっても、まさに謎のアーチ橋です。 これはぜひとも行ってみたい!

先日単独にて魔境探索に行ってきましたが残念ながら発見できませんでした。

となりの写真はとても感じのいいトンネル??
六把野井水を歩いていたら見つけました。
あぁなぞの裏めがね橋。
六把野井水拱橋を見てみたいなぁ。

どこにあるんだろう?
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